就活に役立つ!【ジョハリの窓】もう一人での自己分析はやめにしませんか?

スキル

こんにちは。ライターのあさきです!

突然ですが皆さんは

「私の強みっていったい何だろう? 」

って考えたことはありませんか??

就活中の学生さんによくある悩みとして「自分の強みがわからない……」がありますよね。

「皆からは○○な性格だって言われるけれど、自分は○○だと思う」
「私は昔からこういう特性があるけどそれって強み? 」

などなど、一人では中々自分の強みには気付けないもの。

管理人:あさき
管理人:あさき

就職活動中、ぐるぐる思考に陥って時間を無駄にしてしまうのって、すごくもったいないと思いませんか?

本日はそんな自分の強みを客観視できる心理モデル「ジョハリの窓」についてお伝えいたします!

ジョハリの窓とは

さて、早速ですがジョハリの窓というワードにみなさんは聞き覚えがあるでしょうか。

「何それ? 」
「聞いたことない」

っていう方も多いのではないでしょうか??

ジョハリの窓とは1955年に心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムに提唱された心理モデルです。
元々は『対人関係における気づきのグラフモデル』として使用されていましたが、昨今は多くの企業で新人研修やアイスブレイクの一環として取り入れられている、とても汎用性の高い自己分析ツールなんです!

さて、具体的にはどういったものなのかを説明させていただきます。

ジョハリの窓の四つの窓

① 開放の窓
② 盲点の窓
③ 秘密の窓
④ 未知の窓

これら四つの窓で構成されているのがジョハリの窓なんです! それぞれの特徴をご紹介しますね!

開放の窓自他ともに知っている強み
盲点の窓自分は知らないが他者は知っている強み
秘密の窓自分は知っているが他者は知らない強み
未知の窓誰も知らない強み

それらを知ることで、より自分の強み弱みがはっきりして就職活動や自己・他者分析にも役立ちます。就職後も安定して働き続けられるコミュニケーションを築くためのツールとしても、様々な場所で取り入れられているのです。

やり方

それではここからは、ジョハリの窓の具体的なやり方についてご説明します。

【準備物】
● ジョハリの窓シート・・・1部
● 付箋・またはメモ用紙・・・人数分
● 強みワードリスト・・・1部

上記を各グループメンバーに1セットずつ配布します。


① 何名かのグループを作ります。
② それぞれに自分含む人数分の付箋(記入できるものであればメモ用紙などでもOK)を配ります。
③ その1枚に自分の強みだと思う項目を別紙の強みワードリストから書き出します
④ それが終了すると他者の強みも③と同じように書き出していきます。
⑤ 書き出した強みをグループでお互い交換し合い、ジョハリの窓シートに配置します。
⑥ ジョハリの窓の完成です!

【例】


強みワードリストにある「行動力がある」という強みを分類するとします。「行動力がある」というワードを

● 自分も相手も書いていたら・・・開放の窓
● 自分は書いていないが相手が書いていたら・・・盲点の窓
● 自分が書いているが相手が書いていなかったら・・・秘密の窓
● 自分も相手も「行動力がある」を書いていなかった場合・・・未知の窓

となりますので、それをジョハリの窓シートに記入していきます。

【補足】


他人を評価する際は、できるだけバイアスがかからないよう客観的視点を持つことが大切です。人は他人を評価する際どうしても視覚的情報や直感に頼ってしまうといいます。

管理人:あさき
管理人:あさき

直感とは今までの経験の集大成とも言えます。
ですから、できるだけ公正な評価をするために内面や能力だけを見るようにしましょう!

結果


これらの結果から開放の窓が多い場合、自己評価と他者評価のズレがなく非常に自然に能力を活かせていると言えます。
自他ともに認める強みを持っているため、それは就職活動やこの先の就業でも活かせる正真正銘の強みになりますね!

盲点の窓に入った項目は、他者から評価されている面です。自分ではそれほど、とは思っていないことでも、ここに入っているということは、自己認識をすればこれから伸ばしていける強みと言えます。まだまだ伸びしろのある能力です。

秘密の窓は、自分は強みだと思っているけれど、他者にはそうは見えていないということになります。しかし、そんな時でも諦めずアピールすることで、自分の意外性を知ってもらえ、結果的に評価してもらえる機会になります。
ですが、秘密の窓には過去に起こったトラウマなども反映されている場合が多いため、慎重に吟味し強みかどうかを見極める必要性があります。

最後に未知の窓。ここに置かれた項目はいわばまだ誰も気づいていない、可能性の塊です!これから開花する能力かもしれないし、努力次第では強みに変化するかもしれません。

弱みだと思ってあきらめなくていいんです。自分が「この能力は必要ないわ・・・」と考えているならばそれもよし。しかしこの先絶対に花開くことがない、というわけでもないんです。

効果


ジョハリの窓の結果をグループ内で共有することで、メンバーの意外な一面を垣間見ることが出来ます。
「この人は○○そうに見えるけど、実は○○な所があるんだな」「だったら今後○○な態度で接してみようかな」
「この人○○が得意なんだ」「じゃあ○○な仕事をお願いしたら長所がのばせるかも!」

こういった普段の業務内ではわからない様々な気づきも得られます。ジョハリの窓を行うだけでチームメンバーの相互理解が深まり、業務に対しての指揮が上がるきっかけとなります!

まとめ


さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか? ジョハリの窓、奥深いですね!
私も過去にやったことのあるジョハリの窓。就職活動に対する自信を得る契機になったと個人的には思います!
みなさんもジョハリの窓を就職・転職活動・その他強み探しに活用してみてはいかがでしょうか?

特に就職活動中の皆さんのお悩み。
「私は○○が自分の強みだと思う」

「でも強みと胸をはって他者に言えない・・・」

そんな自信をつけたいあなたを後押ししてくれると思います!

また、ジョハリの窓のwebバージョンもリリースされているようですので、そちらも覗いてみてはどうでしょうか!

記事を読んでくださりありがとうございました。それではまた!

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