こんにちは!
私は以前の記事で『小説家になろう』に登録したお話をしました。
その際思ったように閲覧数が伸びず四苦八苦したのですが「私のつたない文章力のせいで読まれない」「おもしろい作品はすぐに読まれてる! 」ということに今さらながら気づきました。(遅い……)
そこで様々な表現を使えるよう語彙力を上げるべく、書籍などを読むことにいたしました。
そんな中で気づいたことや考えたことを共有します! ぜひ皆さんの「小説を書く」というセルフケアに役立ててください。小説以外のライティングの際にも役立ちます。
また、同じように閲覧数を増やそう、と考えている方の参考になれば何よりです。
語彙力があるとは

語彙力とは言葉の知識や使いこなす能力のことです。多くの言葉を知っているだけでなく、それらを適切に使いこなせる能力を含みます。
ボキャブラリーはまた少し違った意味ととられます。「持っている単語の数」や「知識の幅」といったニュアンスです。
語彙の数という意味合いなので語彙を持ち、なおかつ使いこなす出来る能力を持ち合わせている場合「語彙力がある」というのですね!
ボキャブラリーを増やすために
まずはボキャブラリー数を増やすことから始めてみましょう。これをすることでインプット量を上げ、質の良い小説を書く基盤を築きましょう。
単語帳やアプリの活用
新しい情報をすぐ単語帳やアプリにメモしそれを見返すことで、記憶の定着をはかります。アプリは辞書アプリを使用すれば意味も一緒に覚えられるため一石二鳥です。

また、覚えた言葉は日常的にアウトプットします。実際の会話で使うのが望ましいですが「使う機会がない……」といった難解な言い回しであれば、忘れないうちに実際書いている小説内で使ってしまいましょう!
自分が書いた小説を見返さない人はいないと思うため、推敲するたびに目に入り覚えられますよ。
ちなみに管理人は辞書アプリに入力し「日常会話で使えたもの」「言葉を聞いてすぐに意味が思い浮かんだもの」は『覚えた』と解釈し、アプリから消すことにしています。
言葉を声に出して読む
音読することで視覚だけではなく聴覚を使う事となり記憶に定着しやすくなります。言葉を丁寧に使おうという気持ちも養われるためおすすめです。また日常的に興味のある本や記事などを読むことで情報収集能力も向上します。
心に響く『言葉』を集める
日常生活も含む書籍、詩、音楽などの中で「この表現素敵だな」と感じたものを、書き溜める習慣をつけてみます。好きな言葉というのは優先的に覚えやすくなります。それに何となく「きれいだな」「かっこいいな」と強い感情を抱いたものは長期記憶に残りやすいです。
記憶については過去の記事をご参照ください。
また、メモした言葉の『コレクション』を見返す時間はかけがえのないものになります!
語彙力を上げるために
それでは語彙力を培うために何をすればよいのでしょうか。管理人はアウトプットを積極的に取り入れることを推奨します!
下の書籍はとてもためになるためぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか!

書くことの習慣化
日記などに新しい言葉を使いながら自分の感情や出来事を書きます。普段は使用しない言葉でも書きながら(手を動かす)考えることで記憶に残りやすくなります。「走りながら考える」ことで結果的に文章を組み立てる能力も上がります。
創作活動
小説を書く時にまず物語の背景やキャラ設定をしますよね。その際「このキャラクターならどんな表現をするだろう」と違うキャラクターのセリフでも特定のキャラクターに言わせてみるのがおすすめです。

私は以前より好きな既存キャラにかけて欲しいセリフ集を作成していて、シリーズ化しもう第7章まできています(笑)
そのキャラクターだからこそ言いそうなセリフ、というのはボキャブラリーを増やし物語に幅を持たせることができかなり有効的だと思います!
五感を使用する
自分の周りにあるものを言語化する練習をします。その際に擬態語・擬声語を使用します。擬態語とは実際には音を発さないものに音をつけること。
擬声語とは動物や人の声、自然界の音の表現です。
擬態語
緊張で胸がドキドキする
期待でワクワクとする
擬声語
犬がワンワン吠える
雷がゴロゴロと鳴る
「このふきんはざらざらしているな」「コトコト鍋を煮込む」などと意識的に日常の生活音を例えてみると、自然と語彙力も上がっていきます。オノマトペは考えているだけでも楽しいですよね。
短い詩を作る
好きな小説等の作品を読みそのエッセンスを集め、取り入れてみます。好きな作家の作品の中の言葉をたくさんストックしておいて、短い詩を作ってみます。

私は大好きなアーティストの歌詞をオマージュしてみることを続けています。視点や解釈を変えるだけでも新しい作品に生まれ変わります。
これは小学生の頃から継続していますが、オマージュをすることで歌詞への理解が深まる、そのアーティストのことをより一層好きになる、といった効果も! 好きになったものや人のことはもっと知りたいと思いますよね。知的好奇心を満たすことができれば、更に語彙力も上がるのです。
「この世界のものにオリジナルは一つもない。」
創作物は全て何か既存のものを組み合わせて作り上げられたもの、だそうです。下の書籍は管理人が昔から読み込んでいる「簡単だけど、奥深い創作の心理をついた本」です。よろしければ読んでみてくださいね。


まとめ
ボキャブラリーを増やす手段は:
●単語帳やアプリの活用
●言葉を声に出して読む
●心に響く『言葉』を集める
語彙力を増やす手段は:
●書くことの習慣化
●創作活動
●五感を使用する
●短い詩を作る
以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!