今回の記事では私が普段取り入れている『音楽』でのセルフケアの効果について書いていきます!
音楽の力
まずは音楽が持つ力についてご説明していきます。

モーツァルト効果
皆さんはモーツァルト効果というものをご存じですか?クラシック音楽が認知機能をアップさせる可能性がある、という仮説のことです。モーツァルトが作曲した 『2台のピアノのためのソナタ K.448』という曲を聴いた学生の空間認識能力が上がったという研究がきっかけで、この名前がついたと言われています。


モーツァルトの曲を野菜に聞かせるとおいしく育つ、などと言いますよね。
現在モーツァルト効果は否定されてはいませんが、代わりに『楽器を演奏すること』や『音楽を習得すること』にフォーカスされています。
しかし音楽はこのように認知能力の向上に一役買っているのです。

手先を動かしたり新しいことを覚えるのが認知機能をあげているのかも!
管理人の体験
実際私は何度も音楽の効果を感じてきました。皆さんも体験があるかもしれない3つの事象をご紹介します。
ある曲を聴くと鮮明に記憶が蘇る
これは多くに人たちが経験する現象なので、皆さんも体験されたことがあるかもしれませんね。思い出の曲など、特定の音楽が記憶と結びつくことってよくありますよね。
個人が強い感情を感じた曲は特に記憶と結びつきやすいそうですよ。テスト勉強や試験勉強の際インパクトのある曲を流し、本番に臨んでみるのもいいかもしれません! うまくいけば音楽を聴いた瞬間その時勉強した内容が想起されます。
同じ曲が耳に残ってしまう。何度もリフレインしている……。この現象をイヤーワームというのですが、管理人はよくこの状態になります。「不快だ」という方も多いのですが、私は割と好きです。理由はポジティブな曲が流れているから。
記憶の想起とは不思議なもので、私の場合はMrs. GREEN APPLEさんの「私は最強」が常に流れている状態です。なんだか無双できそうですよね。
このようにポジティブな曲を頭で流すことができれば、感情もポジティブな方へと向かいます。身近に音楽の力を感じる瞬間です。
速い曲を好むのには理由がある
私はEDMやテクノポップが好きでよく聴いています。また歌詞がわからなくてもテンポの速い曲が大好きなので邦楽以外も聴きます。
それは私の鼓動(BPM)が速いことが関係しているかもしれないのです。一般的に鼓動が速い人はテンポの速い曲を好むと言われています。そしてBPMによって時間の感覚も変化するというデータも出ているのです。
テンポの速い音楽が運動時のパフォーマンスを向上させる効果もあります。
「確かに」と納得する部分があります。管理人の脈拍は100。少し速めですよね。常にではありませんが、安静時には100近い時が多いです。もしかしたらこの説、かなり正しいかもしれませんね。
逆にテンポが低い曲にはリラックス効果がありますよ。ストレスを軽減したいときにぜひ。
集中力向上
環境音がリラックス効果をもたらし、集中力を高めることが報告されています。しかし音楽の種類や聴くタイミングによって効果は異なります。歌詞のある音楽は言語処理を妨げる可能性があるため、勉強中にはインストゥルメンタルやクラシック音楽が推奨されることが多いです。ASMR(自律感覚絶頂反応)が流行る理由もそこにあるかもしれませんね。

アルファ波の増加や心拍数の低下が見られ、リラックス効果やストレス軽減につながる可能性があるとも言われているんですよ。

セルフケアとしての音楽
私は最近「音楽が自分へのご褒美になる」という考え方を知りました。

確かに、耳を使って与えるご褒美。例えば口を使って食べ物をほおばるように、耳にご褒美をあげてもいいのかも! と思うようになりました。そのために普段は何気なく聴いている曲もゆっくりと時間をかけて(曲の長さは変わらないのですが……)丁寧に聴いてみよう、と思えるようになりました。
それは自分のため。するといつも聴いている曲もなぜか、違った曲に聞こえるのを感じました。例えていうならBGMだった音楽が輪郭を持って浮かびあがって聞こえるような感じ。
私は聴覚過敏を持っており、皮膚にまで響くような低い音が苦手です。人によっては高い音や特定の音が苦手な方がおられるので、苦手な音は人それぞれですよね。音が全く苦手ではないという方ももちろんおられますね。
先ほどのイヤーワームも「気持ち悪い! 」と感じる方もおられれば、私は「嫌な音じゃないから大丈夫! 」と感じます。
人それぞれ、だから自分をいたわって好きな音を聴こう! そう感じられるようになりました。流行りの曲ももちろん良いのですが、耳が喜ぶ音が一番いい! と思えるようになり、私は毎日耳にご褒美をあげています!
管理人のおすすめ曲はBGMです。
記憶のリフレーミング
音楽は脳の海場という部分を活性化させ、記憶の定着を助けることがわかっています。音楽を聴くことで過去の記憶がポジティブな思い出に変化するという研究もされています。(研究例の一部です)

音楽を活用した記憶のリフレーミング、すなわち悪い記憶の書き換えができる日も近いかもしれませんね!
余談
アートも音楽と同じような効果を持つことがわかっています。

色彩や絵画の構図・構成が記憶に影響を与えるのです。特定の色・形を見ると過去の記憶が呼び起こされる、といった感じです。
これは視覚的な刺激が脳を活性化させるため。アート鑑賞をセルフケアに取り入れてみるのも楽しいかもしれませんね!
まとめ
音楽は記憶力・集中力を向上させる
アートにも同様の効果がある
音楽・アート鑑賞はセルフケアにうってつけ!
以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!