皆さんは「小説家になろう」というサイトをご存じですか?

何それ?

小説家になろう……?
そうです。『小説家になろう』です!
実は月間約9億5000万アクセス数を誇る大人気WEB小説投稿サイトなんです!(2014年12月時点)過去このサイトから数々の名作が世に出されました。
ほんの一部になりますがタイトルのみご紹介させていただきます。
魔法科高校の劣等生
Re:ゼロから始める異世界生活
転生したらスライムだった件
この素晴らしい世界に祝福を!
八男って、それはないでしょう!
など、一度は聞いたことある! という錚々たるタイトルですよね。普段アニメなどを見ない私でも「知ってる! 」という作品が多く掲載されていますよ。

今回は管理人が小説家になろう、に一か月間小説を投稿してみての感想をご紹介します。
そもそもなぜ小説を書こうと思ったかといいますと、よい自己表現ツールであり趣味になると思ったから。
このサイトではたくさんの実証済み趣味&セルフケアをご紹介していますが、文字を書くことも一種のセルフケア。私は昔から短い文章を書くことは苦ではなかったため、「やってみよう! 」と思い立ち、投稿を開始したのです。
小説家になろう
小説家になろうは先述した通り、日本最大級のアクセス・ユーザー数を誇る小説投稿サイトで、数々の書籍化・アニメ化作品のプラットフォームです。サイトには同じ会社が運営する小説閲覧サイト「小説を読もう」が併設されており、コミカライズ作品を含む様々なジャンルの作品を読むことができます。
私はこのサイトに2025年4月1日に登録し、同日に早速投稿を開始しました。初日のPV数はなんと15人…… 。半端なく少ないスタートでした。
でも私はあまり内情をしらないため「すごい、私が書いた小説を15人もの人が読んでくれてる! 」とテンションが上がったものです(笑)
しかし、その後他の作家さんたちが投稿している小説のPV数を見て「自分は愚かだった」と思い知るのです。
PV数
PV数を気にするようになってから私は「常に良いものを読者に提供しなければ……」という思いとは別に「PV数を伸ばすにはどうすればいいか? 」に重点を置いて考えるようになっていました。
実際「小説家になろう」に投稿されている数多くの作品の中でも上位作品ではPV数10万なんてざらにあります。それと比較して私の作品は1日のPV数がよくても100ちょっと超えるくらい。雲泥の差ですね。
本来はセルフケアを目的に楽しく書いていたのですが、自分の作品がおもしろくない、と言われているようで悔しくて「じゃあもっと読んでもらえるように努力しよう」と挿絵を自分で書いてみたり、タイトルを途中で変更してみたり……(逆効果でした)。
とにかくいろんなことを試してみました。
その中でもこれは効果あったんじゃない? と感じたことをご紹介します。
それは
毎日更新する
休み中、特に日曜日に投稿する
活動報告をする
です。
逆に効果がなかったもの・逆効果だったものは
タイトルを途中で変更する
短時間で2~3話連続投稿する
16時数分前に投稿する
挿絵を挿入する
です。
それぞれの理由をご説明しますね!
効果があったもの
毎日更新する
私の作品はブックマーク数が極端に少なかったため、新着から見つけてもらうほかありません。読まれなければPV数があがらないのは当たり前ですが、そもそも見つけてもらえなかったら読まれることもありません。そのためにできるだけ毎日更新するようにはしていました。そうしたら安定して一定の閲覧数は稼げていました。
日曜日に投稿する
読者の多くが休みだと思われる日曜日に更新すると読まれる確率もあがりますし、閲覧数も他の曜日の3倍近く伸びていました。日曜日はどの時間帯でも平均して読まれている印象でしたので、投稿する時間帯はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
活動報告をする
小説家になろうでは読者の方々に向けて活動報告を書くことができます。例えば「○○(作品名)の第2話を投稿いたしました! 」などです。これをすると体感的に閲覧数が上がった気がしました。
効果がなかったもの
タイトルを変更する
これは他の作者さんの記事でもあがっていた方法なのですが、私の場合は逆効果になってしまいました。これをしたことによって読者数が半分になってしまったのです。理由として考えられるのはもともと暗めのお話なのにタイトルも暗めのものをつけてしまった。既存の作品に似たタイトルになってしまっていた、などがあげられます。
途中でタイトルをシンプルなものにしてしまったのも逆効果に繋がったのかもしれません。タイトル変更がプラスに働くのは、「内容がタイトルから読み取れる」「変更前絵のタイトルより長い、またはサブタイトルがついている」などだと思います。
短時間で2~3話連続投稿する
これに関しては「あける間隔(分数)を間違えたのかもしれないな」と後になって思いました。私は30分以内に2話のペースで投稿した日もありましたが、これでは間隔が短すぎて読まれる確率が下がってしまいました。
1話1話の投稿時間は最低でも1時間はあけた方がよいと身をもって実感しました。
16時数分前に投稿する
小説家になろうでは予約投稿というシステムがあり、設定時間ちょうどになると自動的に小説が投稿されます。ですから例えば最も読まれやすいとされている16時に一斉に多くの作者の小説が投稿されるわけです。
そうするとすぐに自分の作品がトップページから流れて行ってしまうので、読まれる確率も大幅に下がってしまいます。ですので予約投稿から少しずらした時間に投稿するのがよい、とのご意見も多くあります。
しかし私の場合はもともとの知名度が低いからか読まれる確率が低かったです。数にしてみれば20前後でした。こればかりは作品の知名度やブックマーク数も大いに関係があると思います。
挿絵を挿入する
はい、最後になりましたが挿絵はWEBサイト「みてみん」に登録し、画像投稿をすることで挿入できます。
私は第1話の1行目にどーん、と主人公のイラストを挿絵として挿入いたしました。実際のイメージを読者にの方に固めて欲しかったからです。
ハッキリ言いますとそれは成功しました。一時的にPV数も増えました。
「やった! 」と味を占め、4話分に挿絵を挿入したところ、PV数が激減してしまいました……。
理由を考察するに、イラストのクオリティの低さが関係していると思います。私はイラストを載せるならちがった絵柄にして楽しんでもらおう! とすべて違った絵柄で掲載してしまいました。よく考えるとなんてことしたんだ……、と言った感じです(笑)
イメージを固めてくださっていた読者を離れさせることになってしまいました。皆さんも投稿する際はできるだけ同じイラストレーターさんに依頼するか、同じ絵柄でキャラクターイメージを崩さないようにすることを強くお勧めします!
ちなみに一か月以上たった今の総pv数は少し伸びて1244です。(2025年5月16日時点)


まとめ
小説を書くことはセルフケアになる
セルフケアは自分のためにやること
PV数を気にしすぎると辛くなる
以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!