リフレーミング【ネガティブ思考改善】ストレス発散&解消のやり方

リフレーミング

今回は『リフレーミング』についてお伝えします!

Aさん
Aさん

リフレーミング?

Bさん
Bさん

何それ? 聞いたことない

という方々に、ぜひ試してもらいたい手法なんです!今回の記事を読んでいただき、日々のネガティブな思考をよりよい方向に変えていく参考にしていただければ幸いです!

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リフレーミングとは


一般的にあまりなじみのない言葉かもしれません。リフレーミングは『捉えなおし』という意味です。物事の捉え方を変えることで、新しい視点や意味を見出す手法で、ここでは自分の思考を柔軟に捉えなおしてみる、という意味です。

人間には個人個人で違った物事の捉え方があります。言ってみれば1つとして同じ捉え方はないということです。同じ出来事が起こったとしてもその意味づけは個人で違ったものとなります。

寝坊して電車に乗り遅れ、重要な会議に遅れる可能性がある場合

Aさんは

Aさん
Aさん

嘘! これから大事な会議なのに。終わった。もうダメだ……


と考えます。一方Bさんは

Bさん
Bさん

一本乗り遅れただけだ。今から会社に連絡して謝ったらどうにかなるかも


と考えます。そしてCさんは

Cさん
Cさん

「寝坊して乗り遅れたことは悪いことだけど、別に会議自体に出席できればそれでいい。焦っても物事は変わらないからゆっくり構えよう」

と考えます。


どうですか? 同じ出来事が起こったとしても意味づけは違ってきますよね。そのパターンは多種多様、という事です。

人間は普段頻繁に使われる脳の回路を使って考えるのです。その方が脳の負担が少なく楽だからです。それが『思考の癖』。何度も同じ回路を使用しているとそれが自分の考え方になってしまいます。ですから思考の癖は自覚しにくいのです。

それは決してだめなことではないのですが、生きづらさにつながる癖もあるんです。次にあげるケースを私と一緒に見ていきましょう!

電車に乗り遅れた場合


「もう全部終わった……どうせ着いても怒られる。会社辞めよう

破局的な決めつけをしていますよね。何を隠そうこの私の考え方です!
これは酷い……と思われた方も多いでしょう。私は物事を0か100かで判断してしまう「白黒思考」という癖を持っているのです。
そしてその癖があると世の中何かと生きづらいです。

諦める癖や投げやりになってしまうことでコミュニケーション不全が起こりやすく、メンタルに悪影響をきたすからです。


「じゃあどうしたらこの厄介な癖を矯正できるの……?」

ここでは上記のように『矯正』という表現はできるだけ避けます。リフレーミングは捉えなおしという意味ですが、それはあくまで他の意見を知る事。取り入れるか取り入れないかは自分で決めることができるのです。よりよく生きるために今の自分の考え方、思考の癖を変えたい! と強く思う方は多いかもしれません。

そう言った方向けに思考の癖の種類と特徴を説明していきますね。

思考の癖の種類

過大解釈・決めつけ:一度失敗すると全てがダメだと思ってしまう
白黒思考:物事を0か100かで判断してしまう
占い思考未来は絶対こうなる、と悪い方に考えてしまう
邪推:誰かの行動に「裏がある」と疑ってしまう
ネガティブ思考最悪の結果を想像してしまったり、自分を厳しく評価してしまう

他にもたくさんの思考の癖があります。他の記事で更にまとめていく予定ですのでぜひ閲覧してみてください。

これらの癖を捉えなおすことで新しい意味づけや視点を得られます。現在は心理学やコーチングの分野でよく使われている手法です。

実際のリフレーミング

先ほどの電車に乗り遅れた例を見てみましょう。管理人の過大解釈と決めつけは一度置いておいて、Aさん・Bさん・Cさんの考えた例を見ていきます。

Aさんの場合は

Aさん
Aさん

嘘! これから大事な会議なのに。終わった。もうダメだ……

……この思考方法だと諦めてしまうことで、その後の行動にも影響が及ぼされます。例えばもうどうにでもなれ、と会社に大幅に遅刻したり、会議に出席する気がなくなったり……。あまりいい結果になるとは思えませんね。

Bさんの場合は

Bさん
Bさん

一本乗り遅れただけだ。今から会社に連絡して謝ったらどうにかなるかも

と考えています。会社に連絡することで最低限のマナーを守っていますよね。信頼を一時的に落とすことになっても、社会人としてきちんと報連相をしたことは評価されると思います。

Cさんの場合は

Cさん
Cさん

寝坊して乗り遅れたことは悪いことだけど、別に会議自体に出席できればそれでいい。焦っても物事は変わらないからゆっくり構えよう

Cさんは非常に楽観主義者だと言えますね。気持ちに余裕があり、物事を冷静に考えることができています。Cさんは遅刻しようとも会議に出席することを目的としていますので、行動はおのずと見えてきます。

これらの3人の例のように考え方・捉え方は多様です。もちろんこれら以外の捉え方もあります。自分の思考の癖に気づき、「他の人ならどう考えるだろう」等様々な視点から物事を捉えてみるのがリフレーミングです。

この例で他のリフレーミングをする場合

会議に遅刻しようと自分の評価が下がるわけではない
今回の会議で自分は重要な役割を担っていないのでよかった(もっと悪い場合を想定)
会議で他の誰かがフォローしてくれるだろう
電車に乗り遅れるのは誰にでもあるだろう
一度くらい失敗しても大丈夫

などたくさん出てきます。これらを少しずつ自分の考え方に取り入れて、何か物事が起きた時、こういう捉え方もあるな、と自覚するだけでOK。
それだけでも十分リフレーミングの効果はあります。

管理人:あさき
管理人:あさき

みなさんも取り入れてみてはどうでしょうか?

まとめ

リフレーミングは思考の捉えなおしのこと
思考の癖は多種多様
自分の思考の癖は自覚しにくい
思考の癖は意識的に変えられる

以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!

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