ショートショートの書き方【簡単】手軽&気楽に短い小説を書いてみよう!

趣味・セルフケア

今回は小説『ショートショート』を書いてみよう!という企画です。


現在私は『小説を書く』ことに挑戦しています。その中でも短い文学作品「ショートショートを書くことに挑戦しよう」というテーマで今回の記事を作成しました!

早速ですが皆さんはショートショートという言葉に聞き覚えは在りますか?

Aさん他多数
Aさん他多数

ない!!!

もしかするとこう言われる方が大多数ではないでしょうか?

ショートショートとは

ショートショートとは小説の形式の一つです。

小説には主に

長編小説:40000字以上
中編小説:20000字~40000字
短編小説:~20000字

の3つがあります。


ショートショートはその中でも特に短く、1000文字~2000文字。多くても5000文字程度に収まるものを指します。
ちなみに短編小説に分類されます。定義は様々なので興味のある方は検索してみてくださいね。

検索:ショートショート 定義

ショートショートを書くメリット

白いメモとペンのイラスト

ショートショートのメリットは、何といってもサクッと読めることでしょう。読者にとってもすぐに楽しめるという点でメリットがあります。また筆者目線では文字数が少ない分、書き終えるのも長編小説と比べ圧倒的に早いでしょう。

なお起承転結などの構成がしっかりしていれば、読者により強烈な印象を与えられます。
短い中でも盛り上がりやインパクトのある書き方が目立つと、それだけで「この作者ただ物ではない」といった感じが出せます。

さて、ここではショートショートと一般的なブログ記事の文字数の比較をしていきます。
以前私が書いた記事を比較対象とします。

ショートショート:約2000字
私の過去の記事:【1人でもできる!】精神を落ち着かせるセルフケア3選:3006字(スペースを含まない)

結果を見た限り、ショートショートはブログ記事よりも圧倒的に文字数が少ないです。ブログ記事には長いものも短いものもありますが、1000文字以下では読みごたえがない、とも言われています。

その分ショートショートは全く文字を書いたことがない初心者でも気軽に挑戦できると言えます。その割に小説にこのような種類があることを知らない方も多く、挑戦し甲斐のある分野だとも言えますね。

※ もちろんショートショートはとても奥深いものなのですが、思い付きで楽しんで書くセルフケアにはもってこいなのです。

ショートショートを書くことのデメリット

ショートショートを書くデメリットは文字数制限があることで、自分が書きたい世界観が表現できないことがあげられます。
「SF超大作を書きたい!」といった方にはもしかしたら不向きかもしれないです。どちらかと言えば「刹那的で情緒溢れる世界観を表現したい」と言った明確なテーマがあった方が書きやすいでしょう。


しかしショートショートのテーマに規定はないため、好きな風に書かれたショートショート作品は多く発表されていますよ。もちろんSFを書かれている超有名作家さんもおられます。自由にテーマを決めて楽しめるのは、他の小説と同じですね。

ショートショートの書き方

では早速書き方についてご紹介します。今回は調べた情報+私がやってみて有効だと思った方法という形式で紹介していきますね。私は実際この書き方で小説を書いています

「もっと詳しい書き方が知りたい!」と思った方は詳細をぜひ調べてみてください!

検索:ショートショート 書き方 

① テーマを決める

最初に書きたいテーマを決定します。SF作品・ミステリー作品・ヒューマンドラマ・その他……などショートショートには数多くの作品が発表されていますが、私としては初心者にはヒューマンドラマが書きやすいのではないかな、と感じております。

SFやミステリーは背景設定に基礎的な知識が必要不可欠です。そのため自分の知っている範囲で無理ないテーマ設定にするとよいと思います!

② 大まかな話の筋を考える

テーマが決まったら自分が「書いてみたいな……」と単純に思える内容を考えます。
こういった登場人物を出そう、など。

例:元料理人の刑事が味をもとに事件を解決する

これは私が思い付きで決めた設定です。中々面白くなるのではないでしょうか!

③ 起承転結を決めざっくり書く

②で考えたあらすじをなんとなくでもいいため形にしてみます。

起:料理人の主人公はある日、妻と共に暴漢に襲われ妻は死亡。手を怪我する。
承:妻を殺し自分の手に怪我を負わせた犯人を捕まえるため刑事になる。
転:犯人は常連客だったことが判明・味覚をもとに事件解決。
結:無事逮捕に導き表彰される。

※ 起承転結の詳細については後述いたします。

④ 第一稿完成

第一稿、とは依頼を受けた相手や共同制作者に提出する成果物のことです。
今回は個人の趣味でショートショートを書きますので、この項目は読み飛ばしていただいて構いません!

※ 完成した原稿に付け加えたい要素などを考え物語に深みを持たせていきます。その際印刷した用紙に赤ペンで付け加えるのが正しい方法らしいです。

⑤ 推敲する

誤字脱字のチェックをします。後から見返すと「最初に自分の考えたエピソードと作品の設定にズレがあった……」ということはよくある話です。伏線回収しきれていないなども含まれます。そんな時は都度修正をしましょう。更に新しく付け加えた部分があれば、見直して完成です!

ショートショートを書く時のコツ

① 起承転結に気を付ける

先ほど少しふれましたが起承転結とは物語の構成方法で

起:背景や導入・これから物語が始まる、と予感させる
承:起の続き・物事が進んでいく
転:物事が大きく展開する場面
結:物事が終わった結果・結末

の四つから成ります。これらをきちんと骨組みとして持たせることで、物語がわかりやすくなります。途中で話の筋がわからなくなり、読者に疑問を抱かせると作品に感情移入できなくなったり、共感を抱いてもらえません。ブレのないようしっかりとした設定を作りこむことで、読者に「おもしろい」と思ってもらえるようにしましょう。

② 感傷的なテーマを選ぶ

ショートショートは非常に短い作品です。ですので限られた文字量の中でどれだけ読者に印象を与えるかが鍵になってきます。
そこでテーマを決める時感情が大きく揺さぶられるものを選ぶとよいでしょう。


もちろんほのぼのしたストーリーも良いですが、せっかくショートショートを書くのなら、どうせなら感傷的でエモーショナルな内容にしてみましょう。読者を惹きつける事まちがいなしです!

③ 読者に考えさせる

これはショートショートの終わり方についてなのですが、余韻を持たせるのがよいとされています。読んでみて「結末はこうだったけれど実のところはわからない」だったり、そもそも「結末が書かれていなかった」といったものです。終わり方の解釈が様々にわかれる作品って気になりますよね。
こういった表現を挿入することで、読者が後を引く印象的なショートショートになります。さらに「私はこう思うんだけど、あなたはどう? 」など会話が生まれることで、読者同士のコミュニケーションも活発になります。

まとめ

ショートショートは小説の一種で文章量が少ないもの
少ないため文章を書くのが苦手な人にもチャレンジしやすい
起承転結をしっかりさせると共感されやすい
余韻を残すと尚good!

今回は『ショートショートの書き方』についてお話させていただきました。
この記事で興味を持っていただけたらぜひ一度、書いてみてくださいね!よいセルフケアになりますよ。皆さんも共に切磋琢磨して、よい作品を生み出しませんか。

以上、ライターのあさきでした。
閲覧ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました