観葉植物の植え替え【準備物とやりかた】春にするのがベスト!

趣味・セルフケア

春、今年も観葉植物植え替えの季節がやってきました。今回の記事では私が自宅で育てている観葉植物の植え替えレポートをします。

観葉植物

春が植え替えに最適な理由

春が観葉植物の植え替えに適している理由はいくつかあります。

気温が上がり植物が新しい環境に適応しやすくなる

冬の間は寒くて根っこの活動が鈍く、冬に植え替えをするとダメージが大きく回復が難しいです。しかし春になると成長が活発化し、根っこも新しい土に馴染みやすくなるのです。

日照時間が長くなり、植物にとっての光合成の機会が増える

春は日照時間が長いため、植物にとって必要不可欠な『光合成』が促進されます。また植え替え後の成長もスムーズです。

湿度

冬は湿度が低く、真夏は気温が高すぎて水分管理が難しく、秋は成長の勢いが落ちるため、春ほどの適応力は期待できません。春の適切な湿度は根っこの土への適応を助けています。

管理人の観葉植物

管理人の自宅には観葉植物が30鉢以上あります。基本的に寝室に置いていましたが、入りきらない程の量なので、春先からはベランダに出して日光浴させています。

よっぽど寒くならない限り、外に出す長さを増やし、直射日光を避けるためサンシェードなどの日よけを整えてあげると、ベランダも観葉植物の置き場に適した場所になりますよ!

冬の間は植え替えもせず、肥料も与えていなかったため成長が遅かったのですが、温かくなったことで成長がまた始まりました。鉢が少し小さくなってきたと感じる植物もあったため、この機会に植え替えよう! と思い立ちました。

そしてこの子たちが植え替え予定の観葉植物です。

植え替えを待つ植物

中々に数が多いですが、2時間ほどで植え替えていく予定です。

観葉植物の魅力

観葉植物に関する詳細は上の記事でご紹介しています。興味のある方はぜひご覧くださいね。

植え替え前に観葉植物の特徴をご説明していきます。観葉植物には下記の魅力があります。

美しい葉

色や形が多種多様です。

育てやすい

比較的耐陰性があるものも多く、室内でも育つ種類があります。

空気浄化効果

有害物質を吸収し、室内の空気をきれいにする働きがあります。

リラックス効果

緑を見ることでリラックス効果が得られます。

これらの魅力を最大限に活かし、キープしていくにあたり「植え替え」は大切な選択の一つです。ちなみに植え替えをせず小さく育てる方法もあります。

観葉植物を小さめに育てる方法

鉢のサイズを控えめにする

植物の成長は根の広がりと関係があります。大きな鉢に植えると根が伸びて、その分地上の部分も成長しやすくなりますコンパクトな鉢にすることで、植物のサイズを抑えられます

肥料の量を調整する

肥料を与えすぎることで、土が栄養豊富になり植物が成長してしまいます。成長を緩やかにするためには、健康維持できる程度の控えめな肥料量にするとよいですね

剪定をこまめに行う

剪定をすると、枝葉の成長をコントロールできます。初心者でもポイントさえ押さえておけば簡単に剪定できます。観葉植物はわりかし強いため、強剪定しなければ枯れることはありません。

日当たりを調整する

植物は強い光を浴びると成長が早くなります。明るさを適度に調整することで成長スピードを遅くすることが可能です。光を減らしすぎると植物が弱ってしまうので、種類や特性に合ったバランスを見極めることが大切です。

水やりの量を適度にする

水を多く与えすぎると根がどんどん成長し、葉も大きくなります。水やりの量をコントロールすると、コンパクトに育てやすくなります。

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このように小さめに育てていく方法も存在しますが、私はこれから先大きく育てていくため植え替えを実施しました!

植え替えの概要

準備物

今回の準備物は鉢と以外すべてホームセンターで購入いたしました。

観葉植物の土 14リットル

観葉植物用の土です。今回の植え替えではホームセンターのプライベートブランドのものを使用しました。

ハンギング鉢

植え替え用の鉢です。ハンギング鉢とは上から吊るすことのできる鉢のこと。100円ショップで購入しました。(200円商品)

ミズゴケ

土の表面を覆うことで保湿効果が期待できます。今回は植え付け(根本の固定)に使用しました。

100円ショップでも販売されていますよ。

天然石

鉢底石(通気性を良くするため鉢と土の間にひく石)として使用します。以前100円ショップで購入したものです。少し小さめサイズ。市販の鉢底石でももちろん大丈夫です!

新聞紙

土から出した植物を並べるのに使用します。床や地面が汚れるのが嫌な方は用意した方がよいです

スコップ・軍手

スコップ・軍手は用意した方がいいです。特に軍手は土や根っこからの刺激であったり、鋭い石や枝から手を守る効果がありますので着用を推奨します。

※ ココヤシファイバー・バスクチップ

様々な用途に使用できますが、乾燥をふせぐため土の表面に使用します。特にココヤシファイバーは観葉植物をインテリアとして扱う時、部屋をおしゃれに見せてくれます。今回初めて購入しましたがおすすめです!

ホヤ(カルノーサ)という植物の写真

写真の植物はホヤ(カルノーサ)という植物です。今回の記事ではこの子たちにフォーカスしていきます。ホヤは横に這って成長していく植物です。肉厚で斑入りの葉っぱがなんともかわいらしいです!

実は贈り物用に細かく株分けしたのですがその予定がなくなり、鉢一つの方が管理しやすいため、もう一度統一することにしました。

ちなみにもともとは二つの商品でした。赤い斑入りの方は『リップカラー』というらしいです。購入時は枯れかけの状態でしたが、ここまで元気になるとは……。

管理人:あさき
管理人:あさき

手をかけた分だけ期待に応えてくれる植物って健気でとてもかわいいですよね

下準備

ミズゴケは乾燥した状態で販売されていますので、先に水につけて戻しておきます。

●使用する土の袋を開け、植え替え場所に新聞紙を敷いておきます。

植え替え本番

まずは根っこを鉢から外していく作業です。

その際根が鉢いっぱいに張っている可能性がありますので、慎重に外していきます。以前鉢の底に鉢底石を敷いていたため、その点にも気を付け根が傷つかないように外します

新聞紙などの上に置きます。土を外しても根が乾燥しないよう、この時点では土を完全に取らないでおきます。

余談ですが私はホヤに冬の間、観葉植物の土ではなく野菜とお花を育てる用の土を使用していました。そのため湿気が強く、栄養が偏ってカビが生えることなど、この先液体肥料を与えるのに心配でした。

その点観葉植物用の土はパラパラと乾燥しており、通気性・排水性が高いです。多すぎない適量の栄養分がミックスされているため、害虫など室内でのトラブルが起きにくいです。とてもふわふわとした触り心地で気持ちいですよ。

鉢底石をひきます。(鉢底ネットは付属していました。)ハンギング鉢なので重たくしたくない、というのもあり、小さめの天然石を敷き詰めました。今回は使いませんでしたが、代用品として先ほどご紹介したココヤシファイバーも使用できますよ。

上から観葉植物の土をひきます。真ん中をへこませておくと植え替えしやすいです

観葉植物の根っこを埋めて上から土をかぶせます。

ミズゴケで固定します

あらかじめ水でもどしておいたミズゴケを土の表面に置き、根元がぐらぐらしないよう固定します

完成です!

植え替え完了した植物たちの写真がこちら。

植え替え後の植物の写真
管理人:あさき
管理人:あさき

なんだかみんな嬉しそう!! な気がするのは私だけでしょうか?

冬の間じっくりと寒さに耐えてきた植物たちです。こうして植え替えをすることで夏に向かってすくすくぐんぐんと育ってくれたら何よりです。

おまけ

ミズゴケ・ココヤシファイバーを置いた子たちも。何となくいい感じ!

植え替えた植物のアップの写真

まとめ

観葉植物植え替え時期は春がベスト!
観葉植物の土使用推奨
植え替え時は根が乾かないように!

以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!

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