今回の記事では物事を根気よく継続するために管理人が行っていることについて実例を交えてお伝えします。

あー、一週間前からからブログ始めたけど全く続かない……

資格勉強始めたけど三日坊主で終わりそう
なんてことよくありますよね。管理人も嫌というほど経験しています。「そんな時もあるさ」と途中で諦めてしまうのも楽ですが、今回はもう少し頑張って継続するコツをご紹介します。
物事が続かない理由

物事が続かないのには必ず理由があります。ここでは4つ理由を述べたいと思います。
嫌なことをやっている
嫌なことは誰だってやりたくないですよね。「苦手なだけ」だったらまだましなのですが、絶対にやりたくないことって人間だれしもあると思います。それを継続することはやはりかなり厳しいです。本人にとってやる理由がないため、楽しさややる意義を感じられず、続けるのが苦痛になるのです。
例:やりたくない仕事・業務など
やらなければいけないと思っている・完璧主義になっている
義務感で「いやいややる」こと、皆さんはありませんか? 自分の意思とは関係なく「やるべき」だからやっているなどの場合、人は心理的に抵抗を感じて物事が長続きしない場合があります。
また、完璧主義の人ほどその傾向が強く、やりたくないけどやるべきだ、と自分を追い詰めて心身のバランスを崩してしまうこともあります。

私は以前就職活動で、業界の勉強をしたことがありました。それはその業界に就職するために必要だったことで、知識を増やすべきだったから。しかし、無事就職できたものの離職してしまった後は興味をなくし「二度と同じ業界には入らない! 」と思ったくらいでした。
勉強が辛かった、というわけではなくただ「やらなければいけない」から勉強をしていたのです。
それだけでは継続は難しいのです。なぜならやる気がなくなったとたん、やめてしまうからです。私は『就職するため』に勉強をしていたのであって、その業界に「腰を据えてがんばっていこう」とは思っていなかったんだ、と後に気づきました。
やはり「すべきだ」と思っている内は勉強継続はおろか、内容すら頭に入っていないのだと思います。
続ける必要がないと思っている・先延ばしにしてしまう
気持ちの面で継続を困難にしている可能性もあります。それは「今やらなくてもいいや」という思考です。
今すぐ絶対にやる、を心掛けている人は意外と多いものです。しかしそれを実行しているか、継続できているかといわれれば難しい方も多いのかもしれません。
「やらなきゃいけない」と思っているタイプの人は挫折しやすいですが、続ける必要がないと思っている場合は、まず始めようとしないため、いつまでたっても成長しません。
「いつでもできる」と考えることで習慣化が難しくなります。
どうせ出来ないと思い込んでいる
「物事を継続したい、でも無理……」とはなから諦めている場合があります。成功しているイメージが持てず挑戦自体が難しくなっていることがあります。
私はこのWEBサイトを立ち上げるにあたって中々一歩が踏み出せずにいました。「私なんかにはまだ無理……」と思っているうちはやりたいことが見つかっても継続するのは難しいのではないでしょうか。
どうしたら継続できるの?継続するコツ2選
リフレクティブ・プロンプトの活用
皆さんはリフレクティブ・プロンプトという言葉に聞き覚えはありますでしょうか。これは思考を深めるための問いや刺激のことを指します。
自分の嫌な所はおのずと見えてきて、それに焦点が当たってしまうと物事から逃げ出したくなります。そんな時は自分のできた点を認めてあげることが大切です。リフレクティブ・プロンプトではそれを振り返るために問いをたてます。
自分の行動のポジティブな面だったり、将来どのような希望が持てるか、などにフォーカスしてみるのです。
具体例をあげてみましょう。
今どんなことに挑戦しており、これからやりたいことは何か
プロジェクト(勉強等含む)を始めてから成長したことは何か?
このような質問を自分にしてみます。すると答えが浮かんでくると思います。

わからない……
そんな時は目標を明確にしてみましょう。このプロジェクトに挑戦している理由は何か、将来どうなっていたいか、に繋がってくるはずです。自分の期待や欲望に目を向けてみてください。
答えが出ない場合も焦らずに、下の記事を参考にして自分の気持ちを表現するところから始めてみましょう。
リフレクションタイムを設ける
リフレクティブ・プロンプトと組み合わせて使ってほしい手法が、リフレクションタイムの設置です。リフレクションタイムとは振り返る時間のこと。リフレクティブ・プロンプトと同じように振り返りの意味を持ちますが、リフレクションタイムは意識的に設ける時間です。
日々の振り返りをする時間と思っていただくと良いですね。その際もリフレクティブ・プロンプト形式で、必要なものは何か、などポジティブな思考を心掛けることが大切です。

活用できる手法
上記の振り返りに使用するのはジャーナリングがおすすめです。ジャーナリングの記事は他にも執筆していますのでぜひ読んでみてください。
まずは自分が何を求めているのか? それが見えてくるとおのずと目標へ向かってがんばろう、という気力がわいてきます。そうして最終的に物事の継続力に繋がるのです。ジャーナリングで成功体験も一緒に書き出すとモチベーションアップにもなりますよ。
自己効力感と自己肯定感の関係性
自己効力感
人は報酬を求める生き物です。それは財産かもしれませんし、他者からの評価かもしれません。はたまた自分が心から楽しい、と思える事かもしれません。ですが、一番大切なのは自分が誰かの役に立っていると実感できることである、と言われます。それは自己効力感と呼ばれています。
しかし、その自己効力感を常にキープできている状態であるためには、自己肯定が出来ていなければいけません。
自己肯定感
誰かの役に立ちたい! と願っている人ほど実は自分を認める力があるのです。
そして自己肯定感を上げる手助けとなるのが先ほどの報酬なのです。なぜなら報酬を受け取れる自分はすごい、と思えるからです。
これには負のからくりがありまして、報酬がもらえなくなってしまうと自己肯定感が下がってしまうという、仕組みです。しかし、報酬を一度もらい自己肯定感を一時的に上げ、それを継続することでスモールステップで報酬を受け続けることができるのです。
わかりにくいかもしれませんので例によって説明します。
WEBライターのあさきが記事を1つ書きました。しかし中々継続できません。そんな中1つの記事が反響を呼びすごい数のPV数に達しました。=報酬
PV数を稼ぐためあさきは記事を書き溜めていきました。投稿するごとにPV数が増えていく感覚にあさきは酔いしれ「もっと記事を書こう! 」と感じました。この先も投稿するごとにPV数は伸び続けました。=自己肯定感アップによる成功体験のループ
PV数が増え、質のよい記事が多く執筆できるようになり、あさきは「ユーザーのためになる記事をもっと増やしたい! 」と日々勉強を惜しまないようになりました。→自己効力感アップによる継続
報酬を得るための行動は小さな成功体験を積み重ねることに繋がりますから、自己肯定感が高まり、結果的に継続しやすくなるのです。

あながち目の前の報酬=欲がいけないわけではない、ということです!
管理人の思い
「自分には価値がある」と思える人は強い、と私は思っています。
実際のところ人、一人ひとりが存在することは無条件に価値があるのですよね。でもなかなかそうは感じられない時もありますよね。それには自己肯定感の低さが関係しているかもしれません。
しかし、そんな時こそ『自己肯定感を上げて自分を認める』ためにまずは小さな報酬を得られる物事をどんな些細なことでもいいので続けてみましょう!楽しいこと、お金がもらえること、人から褒められること……。なんでもいいからとにかくやってみましょう!
まとめ
物事を継続できない理由は複数個ある
継続にはリフレクティブ・プロンプト、リフレクションタイムを設ける
ジャーナリングをうまく活用する
自己肯定感を上げる手段が目の前の報酬でもいい
小さな報酬を複数回得ることが継続につながる!
欲望を邪険にしない
以上、ライターのあさきでした。閲覧ありがとうございました!