今回は、初心者WEBライターが長めの文章を書く時、押さえておくべき点についてお伝えしていきます。
記事のコンセプトは、ずばりこれから在宅WEBライターを目指す人たちのために「私がどうしたら経験値0からこうして記事を執筆する段階へ来たのか?」を発信することです。
どうしてこの記事を書こうと思ったのか……。それは私が長年WEBライターになる!! と決めていたのに実際なるまでに3年以上もかかったことが起因しています。
ネット上には「WEBライターは敷居が低い」なんて記事が溢れていますが、分からないことだらけで長年動けずにいたというのも理由です。
今回の記事は専門的なものでなく「どうやって長い記事を書くの? 」という基礎的な視点から書かせていただきますね。
ブログ記事について
早速ですが皆さんは日ごろ長い文章を書く機会はありますか?

あまりない……

仕事以外では書いたことない……

時間もないし中々難しいよ~
などなどいろんなご意見がありますよね。
私はこのサイトを開設する1年ほど前から、30件近くブログ記事を書いてきました。その文字数はだいたい平均1記事1300文字程度でした。
全て合計しても39000文字です。
WEBライターを仕事にしようと考えると、1記事2500文字~3500文字程度は必要になってきます。もちろん場合にもよります。しかし、そのくらいの文字量を1か月に何本も(しかも内容は良質でオリジナリティがなければいけません! )執筆するなんて、気の遠くなる仕事ですよね……。
いくら文章を書くのが好きな人でも心が折れます。

今回初心者でもこれらの点を抑えておけば、それなりの文章が書けるのでは? というポイントを発見いたしましたので、共有いたします
本題
さて、まず一つ目に気を付けるべき点は『ユーザーにとって読みやすく書かれているか? 』です。

読みやすく書くなんてそんなの当たり前じゃん!
このように感じる方も多いと思います。しかし、ユーザーファーストを追求していくと、執筆記事が独りよがりでわかりにくい文章になっている場合が多いです。意外とユーザーにとって読みやすい記事を書けていない方が多いということです。
まずは「読みやすい記事」の基準は一体何なのか、ユーザー目線で考えてみましょう!!

テーマ決め
それではまずどんなテーマなら読んでもらえるか? を考えていきます。それを考えていく上できちんとしたコンセプトがあった方がよいですね!
例えば私のWEBサイト『趣味っけ!』で発信しているのは、手軽にできる趣味や、ちょっとしたコミュニケーションに必要なスキルなどです。
理由は同じような悩みを持つユーザーの皆さんに、私が実行しているスキルや知識を「知って役立ててもらいたい! 」と思ったためです。
そしてそれを叶えるためにはまず『読んでもらえること』を目標に執筆しなければなりません。自分にとってメリットのない記事は読むことすらしませんよね。できるだけ多くの人に読んでもらうために「おもしろくてためになる記事」を書く必要があるということです。
そしてそれと同時にある必須条件があります。
それは自分自身に関係していることか否かです。
どういうことかと言いますと、ユーザーが欲しいのはただの情報ではなく、信憑性がある有識者や経験者の情報だからです。いわゆる「同じ経験をしてきた人」の立場から書かれた内容のある記事。それにユーザーは価値を感じ「読んでみたい! 」と思うのです。なぜなら悩みを解決するための情報を得るために、ユーザーはWEBサイトを探しているからです。
生きづらさを抱えた管理人が、悩みを解決しようと書籍などを購入し、実体験によってそれを証明しようと試行錯誤した結果得た知識がこのサイトには載っています。
それは経験者の実体験であるため、ある程度の信憑性を持っていると言えます。
ですので、多くの同じ悩みを抱えるユーザーに見てもらうことができ、参考にしていただけます。
実は私はサイト開設の折にライターの先輩である妹に
「サイトのジャンルは統一したほうがいい! 」
と教示を受けました。

確かにそうだな……
と今はひしひしと実感しております。
『ユーザーのためになりたいなら余計な情報を入れず、発信したい情報のみ書いた方がいい』ということだったのでしょう。昔の私ならコンセプトなどは全く決めずに突っ走っていました……。妹よありがとう……!!
ちなみにアイディアだしには付箋が便利です。マインドマップ形式で考える時、アイディアを広げる時、ワードの関連性を見る時など、様々な用途に使用できますよ!

文章構成

テーマが決まれば次にどのような文章構成なら読んでもらえるか、を考えていきます。
小説などでは起承転結がしっかりとしている文章が好まれますよね。ではサイトやブログではどうでしょうか。
実は文章構成にも様々な手法が存在します。ここではビジネス系でよく使用されている方法についてシンプルに説明していきます。
SDS法
最初に説明するのはSDS法です。SDS法はSummary(要点)・Details(詳細)・Summary(要点)の頭文字です。
重要なポイントから言い、証拠を提示し、最後に再度重要なポイントで占める、といった構成です。
ビジネスシーンやプレゼンテーションでもよく活用されています。皆さんもご存じなのではないでしょうか……?ブログを見に来た人からしたら、必要としている情報(求めている答え)を一番最初に述べてくれるのってありがたいと思いませんか? ビジネスに使われる手法は、ブログを作成する上でも役に立つため、覚えておいて損はないと思います。
SDS法のメリット・デメリット
SDS法のメリットは『すぐに答えを求めている人が見てくれやすい』ことです。
逆にデメリットは根拠や裏付けの内容が薄いと信憑性がなくなることです。
SDS法は読み手が理解しているかどうかを促す効果があり、それにはある程度の詳細描写が必須です。
しっかりとした『詳細』を活かすことが出来るフレームワークなので、内容が薄ければ意味を成しません。
しかし、日常的には幅広く使用されている印象です。悩んだ時にはシンプルなSDS法を使用してみてはいかがでしょうか。
PREP法(プレップ法)
次に紹介するのはPREP法です。PREP法はPoint(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の頭文字を並べたものです。
まずは結論を述べ、その後に理由を説明します。結論から話すことで相手に興味を持ってもらいやすくなると同時に理解度が深まります。
『理由』はきちんと筋の通ったものでなければ信憑性が薄れてしまうので要注意です。
PREP法では論理的に物事を伝えることを可能にしています。構成自体はしっかりしていますが、どうしても書き方によっては文章が固くなりがち。使用するシーン(記事内容)を深く考えましょう。

文法
文法には気を付けましょう。 恥ずかしながら私はWEBライターを志望し記事を書き始めてからも、文法をよく知らずに使用していたものがあります。それは
「・・・・・」
です。今まで沈黙をあらわすのに使用しておりました。
スマホのチャットアプリでも使っているため「これでいいや」と思い使用していたのですが、後に実は間違いだったと気づきました!
正しくは『……』です。またかっこの種類もかなり多く、一つひとつ使い道も違うため調べてみてください。文法が間違っていたり、打ち間違いがあると、文法を知っている人からみれば「このサイトは信頼できない」と思われてしまう可能性もあります。打ち間違いはミスに気づいた人から「このライターはだらしない」と悪い印象を抱かれてしまうかもしれませんので、十分注意しましょう。
またリライト(記事の書き直し)も積極的に行い、ユーザーファーストのサイトを作り上げていくことも大切です。
最後に……。
これだけは言わせてください!

根性論になってしまい申し訳ないのですが、WEBライターになるために一番必要なのは記事を必要な人に読んでほしい! だから書く! という熱量だと思っています。
まとまった記事をコンスタントに書けることや、筆が速いことも必要なのですが、まずは誰かに何かを届けたいという気持ちが大切。だとひよっこライターあさきは思っております。
今後WEBライターを目指している方にはぜひ、自分の得意なジャンルでユーザーにとってためになる記事を届けて欲しいです!
まとめ
WEBライターになるには
① ユーザーにとって読みやすい記事と興味を引くテーマ
② しっかりとした文章構成
③ 正しい文法
+ 熱意!!!
のスキルが必要!私も日々精進していきます。一緒にがんばりましょうね。
以上ライターのあさきでした。ご覧いただきありがとうございました。